GINNSEI ネタ作りING

もがくニートはニートらしく、もがいて騒いでJUST DO IT!!!常に現在進行形で新しい事に挑戦していきたING達。

私はあなたの白血球になりたい

出会いあれば別れあり、

秋去れば冬来たり、

みなさん体調いかかですか?



「ねえねえ」


「ん?どした?」


「私たちもう別れない?」


「は?どしたの急に」


「やっぱり私達別れた方がいいと思うの。私の愛が強ければ強いほど私はあなたを苦しめる。それがもう辛いの」


「それはもう話あったじゃないか。僕は君からの愛が感じられて嬉しいんだ。ほんとだよ。だから、そんなこと言うのはよしてくれ。その発言が1番僕を苦しめるよ」


「それでも...」


「ぼくたちはまだ付き合って1週間ちょっとだよ?判断を下すには早すぎやしないかい?」


「....そうね」


「そうだよ」





【出会いがあれば別れはある】

僕は彼女と出会えた事、そして彼女と過ごせるこの時間を大切にしたい


僕と彼女が出会ったのは約1週間前だ。僕はストレス溜まりing、睡眠足りてないing、食生活偏りing、独り身さみしingの状態で無意識に彼女を求めていたのかもしれない。


彼女はそんな時に現れた


会うべくして会ったのだと、僕にはピンと感じるものがあった。


そんな僕は戸惑う事なく、彼女と付き合うことにした。それが必然だと思った


会ってからは僕は彼女の愛に頭くらくらだ。くらくらしすぎて、一日中ベットから出れない日もあった。彼女の愛が強ければ強いほど、僕の気分も上がり、文字通り冷めることのない熱を維持している。彼女を一目見るだけで体温が上がる。彼女の愛で苦しめられるならそれは本望だ。喜ぼうじゃないか。抱え込んでやろうじゃないか。そうと決めたんだ。僕はもう彼女を離さない。咳が出ようと、のどが痛かろうと、頭がずきんずきんしようと、鼻水ぼぉ〜になろうと、それが君の愛の形であるならば、僕は喜んで受け入れよう。症状が出るたびに君のことを感じられる、むしろ幸せじゃないか。そのかわり絶対に他の人に移らないでくれよ。僕だけの風邪子であってくれよ。






【別れがあれば出会いあり】

私はあなたに出会えたこと忘れない。一緒に過ごせた時間も本当に楽しかったわ。


ねぇ気づいているかしら。

私の存在があなたの中で小さくなっている事を。

ねぇ気づいているかしら。

あなたが元気になればなるほど私が弱まっている事を。

ねぇ気づいているかしら。

私がどれだけあなたのことが好きかという事を。

私とあなたはお互いに意識すればするほど、傷つけ合ってしまう存在なの。

私はあなたにとっては、悪い菌なの。あなたの体を日々犯してしまっている。


それが本当に辛いの。


もし生まれ変わってまたあなたに会えるのならば、その時はあなたを守れる菌になりたい。あなたの白血球になりたい。力になりたい。


このまま静かにいなくなっても良かったの。でも好きだからこそお別れを言いたくなっちゃった。ごめんね。でもこれが最後のわがままよ。自然消滅はしたくなかったの。






「別れがあれば新しい出会いがあるわ。あなたはこんなところで寝ている暇なんてないのよ。働けニートこの野郎。稼げ馬鹿野郎のうんこ野郎」


「なんだよ。急に!!」


「急じゃないわ。あなたはもうわかってるはずよ。寝て目が覚めたら、私はもういないわ」


「何をいっているんだよ、なあ風邪子!!」


「私はあなたを苦しめる菌なのよ」


「だからなんだよ。それでも僕は君を愛してる」


「じゃあ約束して!私が去った後、ほかの風邪菌と浮気しないで。ずっと健康な体でいて。私があなたの最期の風邪子にして。体調管理しっかりしてね。体は大事な資本よ。もっといたわったね。じゃあね。お元気で」



「風邪子ぉぉぉぉぉー」






















はっ!?













なんなんだこのくだらない夢は











でも




















なんかこんなストーリーがあると思うと、風邪すらも愛おしく思えてくる。



風邪子ありがとう

俺頑張るから。健康な体を手に入れるから。



彼はまだ気づいていない。

新たな風邪子が近づいてきていることに。


彼はまだ気づいていない。

インフルエンザが着々とインフルフルエンジョイ、プチョヘンザしようと近づいていることに。



次週、

インリンオブジョ......インフルエンザ子の誘惑に勝てるのか!!

負けるな。気を強く持て!

いけぇぇぇぇぇぇーーーー


『油断大敵』

健康第一


病み上がりで無茶はよくない。


ヘルシーボディFOREVER!!!!!

Come back my energyyyyyyyyyyyy