ばふーーーん。
俺は今、カフェにいる。
スターのバックスだ。
ここで俺は
Macを開き、そう、ぶっている。
何にも考えていない。
何にもしていない。
パソコンを覗きこまれれば一撃でバレる。
だってもう、スリープしているんだもの。
画面にうつっているのはぶっている自分の顔だ。
そして、俺はおもむろに携帯を手にとり、なにやらぶつぶつとつぶやき、さぞかしクオリティなんだなとこの人は!!とかわいくもきれいな店員さんに思ってもらえるようにとスターに願いを込めて、このブログを書いている。
この文章を読んでもらえばわかるように、
なんにも、どこにも、クオリティのかけらすらない。
タイトルすらも、一個前のタイトルのパクりだ。ただのパクりだ。そこに自分の考えなんてない、考えているとしたら、住所を教えてくれればコロナ贈ります。そんなような事だ。
ただぶっている自分によっているだけである。
そう、自己満。ただの自己満。
誰も俺の事を見ていないことも、みんなみんな自分の事でいっぱいいっぱいなのも、理解した上で、無意味に意識してぶっている。おニューの服まで着てきちゃった。
そんな自分、なんら恥ずかしくもない。
そもそも、ぶっているってなんだ?
いったいなににぶっているんだ?
色々ともったいぶっていることはある。
が、
何に憧れて何にぶろうとしても、
俺は俺で、俺以下でも俺以上でもイカでもタコでもない。俺想う故に俺有りだ。有りだ。
何をしようと、有りだ。
見切り発車の手前、
どこでこの文章を終えるのかわからない。
どこに向かっているのもかもわからない。
駄文。だ。
ばふーんに何かかけたかったが。
『糞』しか思いつかない。
『ば』はどうしよう。
糞 「ごめんね。ば。もうお別れしましょう。もう私、あなたの事どうしていいかわからない」
ば 「ちょっと待てよ。急になんだよ。俺たち、2人でばふーーーんだろ。いきなり別れようとかそりゃないぜ。1人にしないでくれよ。俺だけじゃ、なんの意味もなさない。君はいいよな。俺と別れても『糞』とか『粉』とかいろいろ意味がついてくるもんな。『ば』ってなんだよ。なんも意味なんかないじゃないかよ。」
糞 「『糞』のどこがいいっていうのよ。糞よ。糞なのよ。うんこなのよ。『粉』だとしてもなんか、いかがわしいじゃない。白っぽいイメージもついてきそうじゃない。土下座じゃすまないのよ。意味がつけばなんでもいいってわけじゃないのよ。」
ば 「それでもなにもないよりかはマシだろ。俺なんてただの意味なき音になっちまう。」
糞 「そんなに意味が大事?そんな事いったら『ばふーーーん』だってただの意味なき音よ。私たちいっしょにいたって意味なんかなかったのよ。」
ば 「くだらない事いってんじゃねーよ。」
糞 「くだらない事いってんのはあんたよ。いつまでもいつまでも意味を求めて。意味ってそんなに大事?誰のために、なんのために意味なんて求めてるの?あなたはあなたなのよ。自分の存在価値に『意味』なんて求めてんじゃないわよ。私をあなたの『意味』付のための道具にしないでよ。私は私なの。糞なの。糞であることに誇りを持ってるの。たとえ糞で踏んずけられても、あなたの意味ずけのためになるよりよっぽどマシよ。」
ば 「ば、ばっきゃろー」
糞 「ばかはあなたよ。そんなに意味が欲しいんなら、鹿でも見つけなさい。このバカ。」
ば 「バカ呼ばわりしやがって、もしかしたら俺はバカかもしれない、それでも意味ができるならそれでいい。俺は馬になってやる。馬になる努力をしてやる。俺だけで自立できるようになってやる。そして、その時はお前を見返してやる。」
糞 「...ば、あなたはみんなの『場』よ。あなたの元にみんなが集まってくるの。待ってるわ。あなたが馬になるのを。そしたら、私たちまた違って形でいっしょになれるかもね。」
ば「?」
糞 「糞は糞でも馬の糞ならまだましかもね。糞でも拾ってくれるんなら。誰かの糞になってもいいわ。また逢える日まで」
ば 「ふーーーん!!!!」
ギャフンと言われる馬糞に、俺はなる!!!