顔がすぐに赤くなる人
いらっしゃいませ。
ようこそ【お悩みの館】へ
いろんなコンプレックスをお持ちの方がこの世の中にはたくさんいると思います。
ここでは、
同じようなコンプレックスのお持ちの方へ、同士の紹介。いや、実はそれそんな悩むことないよ。チャーミーなポイントだよとプラスに持っていけるようなエピソードの紹介ができたらいいなという場です。
今回はすぐに顔が赤くなる人。
すぐに顔が赤くなり、恥ずかしくなる時がありますね。林檎、赤ずきん、猿のおしり、いろんな呼び名がつけられた人もいるかもしれません。
私もすぐに顔が赤くなります。
特に、もともとは人と話すことが苦手なため、不意な声かけなどには、顔を見なくても、赤くなっているのがわかるぐらいです。
なので、
ショッピングセンターとかも苦手です。不意に友達に会うかもしれません。こちらから見つけた場合は、覚悟もできます(大概の場合、にげます)。ただ、そうじゃない場合はもう汗が流れ、体温上昇、血流活発、顔面赤顔で、会話どころじゃありません。
それもあってか、私は服屋さんが苦手です。
必ず来る、きっと来る、売り上げを上げたいという欲望を滲ませ、薄笑いを浮かべながらくるスタッフ。
「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
「あ、はい」
(ズボン見てんだから、ズボンお探しに決まってんだろ、話掛けてくるんじゃねーよ)
「こちらが今の流行りですね。これなんかお客様にお似合いだと思いますよ」
「あ、そうなんですか」
(聞いてねーよ。頼んでねーよ。あなたに私の何がわかるっていうのよ)
「また何か質問があれば、おっしゃってくださいね」
「あ、はい、ありがとうございます」
(ねーよ。最初からねーよ。)
もうこの時点で、私の顔は真っ赤、脇には汗が垂れ流れ、鼓動が早くなり、うまく会話ができない自分が不甲斐なくなり、ふんだりけったりショッピングとなります。
なので、
私の服は全部GUで購入してます。店舗が広いため、話しかけてくるスタッフさんがいない。微笑ましくいらっしゃいませと言われるだけだ。なんて素晴らしいおもてなし制度だろう。しかも、最近はセルフレジも出来始め、私にとっては願ったり叶ったりなのである。
しかし、
相手も仕事です。ただ仕事を全うしてくれているだけで、何も悪くない。時と場合だ。要はタイミング。むしろ、異性でタイプで綺麗な人だと、ウェルカムだ。
「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
「あ、はい」
(素敵な福を探しにきました。そして、福みっけ。私の探しものは貴方の心です。よろしくお願いします)
「こちらが今の流行りですね。これなんかお客様にお似合いだと思いますよ」
「あ、そうなんですか」
(それはあなたの流行りですか?買います。全部買います。あなたの流行りになりたい。速まり高まる気持ちが押さられません。私はあなたのお似合いになりたい。可能ですか?よろしくお願いします)
「また何か質問があれば、おっしゃってくださいね」
「あ、はい、ありがとうございす」
(質問しかないんですけど、あなたが好きです。今この場でおっしゃってもよろしくて?ほんとによきで?まずはふるふるしましょう。よろしくお願いします)
こんなもんなんです
誰もそんなに気にしてない。
気にしているのは自分だけ。
みんなみんな自分の事だけで精一杯だ。
自分の顔が赤くなっているのかどうかだけ気になって、店員さんの顔が赤くなっていることに気づけてない。
簡単に服を脱がして
簡単に福を逃すな!!
見れば素晴らしいものがもっともっと広がっている。
それに、顔が赤い。だからなんだ。それがなんだ。なにも問題ない。むしろ可愛いじゃないか。照れて顔が赤くなるとか可愛いじゃないか。もしそれがおかしいと言われたならば、その人はその程度の人だ。あたらしい福を求めた方がよっぽどいい。いい服を着て、いい福に恩をきろう。
good fashion brings you confidence
自信をうまく着こなせ!!
コンプレックスをうまく着回せ!!
マイナスをプラスチックに、バッキバッキにおってやれ。
失礼します。