想ひ出コレクターにだけはなりたくない
僕のやや尊敬していた先生からこんな言葉を頂きました。
「どんなに良い経験してもそれを生かさなかったら意味が無い。それは
例えるならクローゼットの中で古い順に奥に追いやられる服たちと一緒だ。」
「ふむふむ。」
「クローゼットを開けてみて、『あ!こんな服あったやん!』とちょっと思わせぶりな態度を見せるだけ見せといて…実は着ない。これを大半の人はやりがちなんだ。」
「ほうほう。」
「いいか?【経験という服を着て外に出なきゃ、それはただの想ひ出として自分に残るだけ】なんだ。」
「なるほど…」
と、ものすごい感動しました。
確かにどんな良い経験をしたとしても、それを生かさなかったら、振り返った時に「あーあんなこともあったなー。」で発展無しで終わっちゃいます。
「あの時は若かったなー。」
「あの時は気持ちよかったなー。」
「いやー、とんでも激しかった2年前。」
こんなのは妄想のオ◯ズくらいにしかなりません。笑
振り返るのは悪いことではないとは思いますが、そのまま過去にフォーカスしたままだと前には進めません。
ドラえもんじゃない僕らは過去には
絶対向かいません。
未来に向かって進みます。
「あの頃は楽しかった。でも今の方が最高に楽しい!」
と言える人生に。
想ひ出コレクターでも、
想ひ出オタクでもなく。
経験のオシャレ重ね着マスターに。
失礼します。